MacBook BlackのHDDをSSDに換装しました。
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換装にあたっての懸念事項は、次の二つ:
- どの製品なら問題なく動作するのか
- Adobe CS4が動作するのか
Googleで動作確認済みのMacBookへの換装用に最適なSSDを調べたところ、メモリセルはMLCよりSLCの方が良いとか、J-Micronのコントローラーに気をつけた方が良いとか、サムスン製やインテル製が良いとか、動作確認済みの関連商品(1,2,3)とか、いろいろ参考になる情報がありましたが、総合的考えた結果MLCでも問題なさそうなので、AmazonでPhotoFast社製のGMonster-V5 SATA SSD Media(G-Monster V5、2.5インチSATA専用、128GB、SSD、最大読込&書込270MB/s)を購入しました。
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また、Adobe CS4の必要システム構成には、「フラッシュメモリを利用したストレージデバイス上にはインストール不可」と明記されていましたが、カスタマーサービスに問い合わせたところ、「製品開発時に、SSDにインストールできるかどうか正式にテストはしていないが、インストールについて、問題の報告は受けていない。今後、HDDにとって変わるものとして、サポートされる可能性もある」とのことでした。
HDD-SSD換装の手順は簡単です。とても簡単でシンプルです。よく壊れるから、修理しやすいように、シンプルにしてあるのでしょうか?壊れるのがわかっているようなHDDを安価で大量に仕入れたのではないかと疑ってしまうほどです。今年に入ってから、僕の自宅にあるMacBookは3台すべてHDDが故障して交換してもらいました。今思えば、自分で換装できましたね。
Apple StoreのGenius Barの担当の人が「僕らもあのHDDメーカーは信頼ができなくなりました」と云っていました。これはあくまで個人の意見でしょうが、Apple側の人として、「(あのメーカーを採用したもの含めて)僕らの責任でご迷惑をおかけしました」と言えないものでしょうか。僕がJobsだったら、あの担当者は処分します。もちろん、逆にすごく紳士的で誠実な担当者の方もいましたが。
用意するもの
- MacBook Black
- SSD
- プラスドライバー(極小)
- トルクスレンチ(T8サイズ)
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手順は次の通り
- コインを用いてバッテリーを外す
- 内側のL字型の部品をプラスドライバーで外す
- HDDを取り出すための白いフィルムを取り出して、HDDを引き出す
- フィルム付きカバーからHDDを取り外す
- フィルム付きカバーをSSDに取り付ける
- カバー付きSSDを挿入(上下確認)
- 内側のL字型の部品をプラスドライバーでつける
- コインを用いてバッテリーをつける
SSDのフォーマット
- 一度電源を入れ、Snow LeopardインストールDVDをスロットに差し込んだら、パワーボタンで強制終了
- 「C」キーを押しながら起動
- ディスクユーティリティを起動
- 換装したSSDを選択し、「パーティション」タブを設定
- ボリュームの方式:「1パーティション」
- ボリューム情報:名前「Macintosh HD」
- ボリューム情報:フォーマット「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」
- 「オプション」設定:パーティション方式「GUIDパーティションテーブル」
- 上記の設定を「適用」後、「パーティション」ボタンをクリック
- Snow Leopardのインストール
- (参考) SSD換装方法、フォーマッティング方法
インストール後、Adobe Illustrator CS4、Adobe Photoshop CS4が5秒以内に立ち上がるようになりました。再起動も、数秒で完了します。感動的な早さです(3日もすれば、当たり前になってしまいましたが)。
最後に、これは、HDDではないので、「Macintosh HD」を「Macintosh SSD」に変更しておきました。

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