2009-12-05

Macintosh SSD

MacBook BlackのHDDをSSDに換装しました。

換装にあたっての懸念事項は、次の二つ:

  • どの製品なら問題なく動作するのか
  • Adobe CS4が動作するのか

Googleで動作確認済みのMacBookへの換装用に最適なSSDを調べたところ、メモリセルはMLCよりSLCの方が良いとか、J-Micronのコントローラーに気をつけた方が良いとか、サムスン製やインテル製が良いとか、動作確認済みの関連商品(1,2,3)とか、いろいろ参考になる情報がありましたが、総合的考えた結果MLCでも問題なさそうなので、AmazonでPhotoFast社製のGMonster-V5 SATA SSD Media(G-Monster V5、2.5インチSATA専用、128GB、SSD、最大読込&書込270MB/s)を購入しました。

また、Adobe CS4の必要システム構成には、「フラッシュメモリを利用したストレージデバイス上にはインストール不可」と明記されていましたが、カスタマーサービスに問い合わせたところ、「製品開発時に、SSDにインストールできるかどうか正式にテストはしていないが、インストールについて、問題の報告は受けていない。今後、HDDにとって変わるものとして、サポートされる可能性もある」とのことでした。
HDD-SSD換装の手順は簡単です。とても簡単でシンプルです。よく壊れるから、修理しやすいように、シンプルにしてあるのでしょうか?壊れるのがわかっているようなHDDを安価で大量に仕入れたのではないかと疑ってしまうほどです。今年に入ってから、僕の自宅にあるMacBookは3台すべてHDDが故障して交換してもらいました。今思えば、自分で換装できましたね。

Apple StoreのGenius Barの担当の人が「僕らもあのHDDメーカーは信頼ができなくなりました」と云っていました。これはあくまで個人の意見でしょうが、Apple側の人として、「(あのメーカーを採用したもの含めて)僕らの責任でご迷惑をおかけしました」と言えないものでしょうか。僕がJobsだったら、あの担当者は処分します。もちろん、逆にすごく紳士的で誠実な担当者の方もいましたが。

用意するもの
  • MacBook Black
  • SSD
  • プラスドライバー(極小)
  • トルクスレンチ(T8サイズ)

手順は次の通り

  1. コインを用いてバッテリーを外す
  2. 内側のL字型の部品をプラスドライバーで外す
  3. HDDを取り出すための白いフィルムを取り出して、HDDを引き出す
  4. フィルム付きカバーからHDDを取り外す
  5. フィルム付きカバーをSSDに取り付ける
  6. カバー付きSSDを挿入(上下確認)
  7. 内側のL字型の部品をプラスドライバーでつける
  8. コインを用いてバッテリーをつける

SSDのフォーマット

  1. 一度電源を入れ、Snow LeopardインストールDVDをスロットに差し込んだら、パワーボタンで強制終了
  2. 「C」キーを押しながら起動
  3. ディスクユーティリティを起動
  4. 換装したSSDを選択し、「パーティション」タブを設定
  5. 上記の設定を「適用」後、「パーティション」ボタンをクリック
  6. Snow Leopardのインストール

インストール後、Adobe Illustrator CS4、Adobe Photoshop CS4が5秒以内に立ち上がるようになりました。再起動も、数秒で完了します。感動的な早さです(3日もすれば、当たり前になってしまいましたが)。

最後に、これは、HDDではないので、「Macintosh HD」を「Macintosh SSD」に変更しておきました。


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